「コジ」について その1 タイトルと登場人物
11/25(土)の公演に向けて、作品についてお伝えしていくシリーズです。
今日のテーマはタイトルと登場人物。
ただ…ググればすぐに分かるようなことしか書いていません💦ご存知の方にはつまらないかも…
ゆるーくお付き合いくださいませ。
まず「コジファントゥッテ」とは何ぞや。
このオペラはイタリア語で書かれていますが、このタイトルも原題のイタリア語をカタカナにしたもの。
原題は "Così fan tutte, ossia La scuola degli amanti"
日本語で「女は皆こうしたもの、あるいは恋人たちの学校」などと訳されます。
Così fan tutte=女は皆こうしたもの
ossia La scuola degli amanti=あるいは恋人たちの学校
忘れられがちな後半の「恋人たちの学校」は、実はかなりポイントですので覚えておいてくださいね。
タイトルからなんとなく悲劇でないことはおわかりいただけるかと思います。
ひとことでいえば、大人の恋愛コメディ。
コメディといってもお腹を抱えて笑うようなことはないですけどね。
登場人物は6人。
貴族の姉妹とその彼氏、姉妹の女中と、全員の知人である老哲学者。
わお、オペラにしては少ないし、関係性も非常に分かりやすい。
フィオルディリージ…姉妹1
ドラベッラ…姉妹2(どちらが姉か妹かは明言されていないのですが、前者を姉とすることが多いです)
グリエルモ…フィオルディリージの彼氏
フェランド…ドラベッラの彼氏
デスピーナ…姉妹の女中
ドン・アルフォンソ…老哲学者←全ての原因
以上6人による、大人の恋愛コメディです。
次回からいよいよストーリーに入ります。
テーマは「女の操は固いのか」
ドロドロはありません(?)。コメディです。
よろしければお付き合いください😃
今週中には更新したい!
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藤原歌劇団 唯野敦子